エアペイ(AirPAY)は、利用できる決済方法の種類が豊富で人気があるキャッシュレス決済サービスです。
そこで、エアペイを導入したいけど「カードリーダーの使い方は簡単なのか?」、「カードリーダーでの決済はどういうやり方なのか?」気になるところですよね。
この記事でわかること
- カードリーダーの使い方はとても簡単。
- Airペイアプリの使い方もシンプルで簡単。
- 本番前にトレーニングモードで練習できる。
- 設定や使い方に困っても問い合わせできる。

エアペイは、本番前に決済の練習ができるトレーニングモード機能があるので、使い方に不安を感じる必要はありません。
Airペイアプリの使い方もシンプルで簡単に操作できるので、どなたでもすぐにマスターできますね!
また、エアペイの使い方や設定に困ってしまっても、サポートに問い合わせできるので、安心してエアペイを導入してみましょう‼︎
エアペイ(AirPAY)カードリーダーを使うための準備
エアペイ(AirPAY)カードリーダーを使うための準備をしていきましょう。
エアペイカードリーダーを使うのに必要なもの
まず、エアペイカードリーダーで決済するには、
必要なモノ
- カードリーダー
- iPadまたはiPhone
- インターネット環境
といった3つが必要です。
キャンペーン期間中であれば、カードリーダーとiPadが無料でレンタルできるので、お得にエアペイを始めることができますね。
エアペイカードリーダーを使って決済する仕組み
エアペイカードリーダーで決済が行われる仕組みについて解説しておきましょう。

エアペイ(AirPAY)決済のイメージ
エアペイカードリーダーは、iPad(iPhone)とBluetoothで接続します。
iPad(iPhone)は、携帯電波(4G・5G)、もしくは、Wi-Fiルーターを使ってインターネットに接続します。
カードリーダー ⇄ iPad(iPhone) ⇄ インターネットという関係性です。
カードリーダーとiPad(iPhone)がBluetooth接続された状態で、インターネットに接続できれば、クレジットカードなどで決済ができるということです。

もちろん、エアペイはサーポートセンターもあるので、困ったらすぐに問い合わせができますが、知識があるとより早く解決できますね。
エアペイ(AirPAY)カードリーダーを使うための設定
エアペイ(AirPAY)カードリーダーを使うための設定をしていきましょう。
エアペイカードリーダーを使うまでの流れ
エアペイカードリーダーが到着してから、実際に導入して使うまでの流れを解説していきます。
エアペイを使うまでには、
簡単な流れ
- カードリーダーを充電する。
- カードリーダーとiPadまたはiPhoneを接続する。
- Airペイアプリをダウンロードする。
- Airペイアプリの設定とカードリーダーを更新する。
- トレーニングモードで決済の練習をする。
- エアペイ導入による本番開始!
というような流れになっています。

エアペイカードリーダーとマニュアル
エアペイカードリーダーと一緒に、初期設定・操作マニュアルが同梱されているので、予備知識がなくても大丈夫です。
また、エアペイ公式サイトにもマニュアルがあるので、安心して導入できるようになっています。
エアペイカードリーダーの初期設定を行う
エアペイカードリーダーで決済できるようにするには、いくつかの初期設定を行う必要があります。
カードリーダーを充電する
まず最初に、エアペイカードリーダーを充電します。

エアペイカードリーダーの充電
カードリーダーのバッテリー残量が少ない状態で設定作業を行うと、うまくいかない場合があるので、しっかりと充電しておきましょう。
Airペイアプリをダウンロードする
カードリーダーと接続するiPadもしくはiPhoneに、App Storeから「Airペイアプリ」をダウンロードします。

AirペイアプリはiOS端末にのみ対応していて、Android端末にインストールして使うことはできません。
カードリーダーとiPad(iPhone)をBluetooth接続する
エアペイカードリーダーとiPad(iPhone)をBluetooth接続していきます。
カードリーダーの電源を入れる

エアペイカードリーダーの電源ボタン
カードリーダーの上部にある「水色の電源ボタン」を押して電源を入れます。

電源を入れた時のディスプレイ表示画面
電源ボタンを押すと、エアペイのロゴマークが表示されます。


カードリーダーが初期化中の表示画面
「MPI Initialising(初期化中)…」という表示が約1〜2秒ほど表示されます。

エアペイのシステムが起動する表示画面
「MIURA SYSTEMS Payments Interface …」というエアペイのシステムを起動している画面が2〜3秒ほど表示されます。

カードリーダーが起動した状態
エアペイシステムの起動が終わり、再びエアペイのロゴマークが表示されれば起動完了です。

カードリーダーをペアリング可能にする
エアペイカードリーダーの電源を入れます。

Bluetoothランプがゆっくり点滅
電源を入れたら、右上のBluetoothランプがゆっくりと点滅します。

「緑色の✓ボタン」を長押しする
Bluetoothランプがゆっくり点滅している状態になったら、右下の「緑色の✓ボタン」を長押しします。

Bluetoothランプの点滅が高速になったらペアリング待ち状態になるので、カードリーダー側の設定はこれだけで大丈夫です。
iPad(iPhone)をペアリング可能にする
iPad(iPhone)をペアリング可能にするには、Bluetoothの設定がオンになっていれば大丈夫です。

Bluetooth設定がオンの状態
エアペイカードリーダー側の準備ができていれば、iPad(iPhone)のBluetooth接続画面に表示される「その他の機器」にカードリーダーが表示されます。
iPad(iPhone)でカードリーダーを選ぶ
iPad(iPhone)のBluetooth接続画面を開きます。

Recruit Card Readerをタップ
その他の機器にあるエアペイカードリーダー(Recruit Card Reader)をタップします。

もう一度、カードリーダーがペアリングできる状態かどうか確認してみましょう。
iPad(iPhone)でペアリングの数字を確認する
iPad(iPhone)画面に「Bluetoothペアリングの要求」というメッセージが表示されます。
また、Bluetoothペアリングの要求メッセージには、6桁の数字が表示されます。

ペアリングするための6桁の数字

「ペアリング」というボタンは、すぐにタップしないでそのままにしておきます。
「ペアリング」ボタンをタップするまで表示されているので、覚えたりメモする必要はありません。
カードリーダーに表示された数字を確認する
iPad(iPhone)に6桁の数字が表示されたら、エアペイカードリーダー側のディスプレイを確認します。
エアペイカードリーダーのディスプレイには、iPad(iPhone)と同じように6桁の数字が表示されます。
カードリーダーのディスプレイに表示された数字と、iPad(iPhone)で表示された数字が同じかどうか確認します。

右下の「ペアリング」をタップする
どちらも同じ数字なら、iPad(iPhone)の「ペアリング」ボタンをタップします。

右下の「緑色の✓ボタン」を押す
次に、エアペイカードリーダーの「緑色の✓ボタン」を押します。
カードリーダーとiPad(iPhone)の接続完了
iPad(iPhone)のBluetooth接続画面に、エアペイカードリーダーが追加されます。

Recruit Card Reader 接続完了
エアペイカードリーダーの右側に「接続済み」と表示されていればペアリング完了です。
Airペイアプリにログインする

Airペイアプリ起動画面(引用元:エアペイ公式サイト)
カードリーダーとiPad(iPhone)をペアリングできたら、Airペイアプリを起動して「AirIDでログイン」ボタンをタップします。

Airペイアプリログイン画面(引用元:エアペイ公式サイト)
エアペイのログイン画面が表示されるので、AirID(メールアドレス・パスワード)でログインします。


お客様控え設定画面(引用元:エアペイ公式サイト)
画面中央にある「メール送信」をオンに設定しておくと、決済後に自動でメール送信画面を表示することができます。
「Airペイをはじめる」ボタンをタップして、次の設定に進みましょう。
カードリーダーを更新する

カードリーダー更新通知画面(引用元:エアペイ公式サイト)
カードリーダーの更新というメッセージが表示されたら「開始する」をタップします。

最新の状態にしておかないと、エアペイでの決済に不具合が生じる可能性もあるので、必ずアップデートしておきましょう。

カードリーダー更新中画面(引用元:エアペイ公式サイト)
カードリーダー更新中と表示されている間に操作すると、途中でアップデートできなくなる可能性があるので、そのままの状態でしばらく待ちましょう。
カードリーダーの更新が始まり、終了するとメッセージが表示されるので「OK」をタップします。

Airペイアプリホーム画面(引用元:エアペイ公式サイト)
エアペイのホーム画面が表示されたら、エアペイアプリとカードリーダーの初期設定完了です。
レシートプリンターを接続する(任意)
レシートプリンターの設定をする場合は、カードプリンターのようにiPad(iPhone)と接続します。

引用元:エアペイ公式サイト
レシートプリンターの機種によって接続の仕方は異なりますが、Bluetooth対応であればカードリーダーと同じようにペアリングします。


Bluetooth画面でデバイスが認識された状態(引用元:エアペイ公式サイト)
iPad(iPhone)のBluetooth設定画面を開き、対象のレシートプリンターが表示されたらタップして接続します。

レシート用紙幅設定画面(引用元:エアペイ公式サイト)

iPad(iPhone)とペアリングできたら、レシートプリンターの用紙幅を設定して完了です。
エアペイカードリーダートレーニングモードの設定
エアペイは、本番の前にトレーニングモードで決済などの練習ができます。

Airペイアプリホーム画面(引用元:エアペイ公式サイト)
Airペイアプリホーム画面の設定をタップし、設定画面を開きます。

Airペイアプリ設定画面(引用元:エアペイ公式サイト)
設定の中にある「トレーニングモード」をオンに設定します。

トレーニングモード設定画面(引用元:エアペイ公式サイト)
トレーニングモードをオンに設定しようとすると、画像のように注意メッセージが表示されます。


トレーニングモード使用中画面(引用元:エアペイ公式サイト)
Ariペイアプリがトレーニングモードの状態だと、画面上部に「緑色の帯にトレーニングモード中」というようにずっと表示されます。
この状態であれば、実際の決済と同じ操作をしながら練習できるので、安心して本番をむかえられますね!
ただ、トレーニングモードのまま本番を行うと、実際に決済がされずに損失が発生してしまうので、必ず最後はオフに設定しておきましょう。
エアペイ(AirPAY)カードリーダーを使って決済する方法
エアペイ(AirPAY)カードリーダーを使って決済する方法を解説していきましょう。
エアペイカードリーダーで決済する前の準備
エアペイカードリーダーで決済するには、
エアペイ決済の準備
- カードリーダーのスリープ状態を確認する。
- iPadまたはiPhoneの音量3以上か確認する。
- Airペイアプリの決済画面を開く。
といったことを確認しておきます。
カードリーダーは、3分間使わないとスリープ状態になるので、緑のチェックボタンを押して解除します。
また、交通系電子マネー決済を利用する場合、iPadまたはiPhoneの音量が小さいとエラーになるので、お客様に聞こえるくらいの音量に設定しておきましょう。

Airペイアプリホーム画面(引用元:エアペイ公式サイト)
カードリーダーのスリープとiPad(iPhone)の音量を確認できたら、Airペイアプリの決済画面を開きます。
エアペイカードリーダーを使って決済を行う方法
エアペイカードリーダーによる各決済方法の使い方を解説していきましょう。
クレジットカード決済を行う方法

クレジットカード決済画面(引用元:エアペイ公式サイト)
決済方法の中から「クレジットカード」を選択し、決済金額を入力して「決済へ進む」をタップします。

クレジットカードでタッチ決済している状態
タッチ決済対応クレジットカードだった場合、カードリーダーのディスプレイにかざしてもらい、「ピー」という音が鳴れば決済完了です。

クレジットカードを差し込んだ状態
クレジットカードが「ICチップ付き」だった場合、カードリーダーの下からクレジットカードを差し込みます。
お客様に暗証番号を入力してもらい、緑色のチェックボタンを押してもらうと決済完了です。

クレジットカードをスリット箇所でセットした状態
クレジットカードが「ICチップ付きでない」場合、カードリーダーの上のスリット箇所にセットし、左から右にクレジットカードスライドさせます。
電子サインの画面が表示されるので、お客様にサインしてもらえば決済完了です。
交通系電子マネー決済を行う方法

交通系電子マネー決済画面(引用元:エアペイ公式サイト)
決済方法の中から「交通系電子マネー」を選択し、決済金額を入力して「決済へ進む」をタップします。

交通系電子マネーをタッチ決済している状態
交通系電子マネーをカードリーダーのディスプレイにかざしてもらい、「ピピッ」という音が鳴れば決済完了です。
iD、QUICPay決済を行う方法

QUICPay決済画面(引用元:エアペイ公式サイト)
決済方法の中から「IDまたはQUICPay」を選択し、決済金額を入力して「決済へ進む」をタップします。


QUICPay決済のイメージ(引用元:エアペイ公式サイト)
QUICPayをカードリーダーのディスプレイにかざしてもらい、「クイックペイ」という音が鳴れば決済完了です。
ID決済もQUICPayと同様に、決済方法でIDを選んで操作していくだけで大丈夫です。
Apple Pay決済を行う方法

Apple Pay決済画面(引用元:エアペイ公式サイト)
決済方法の中から「Apple Pay」を選択し、決済金額を入力して「決済へ進む」をタップします。

Apple Payで決済している状態
iPhoneでApple Payを起動した状態でカードリーダーのディスプレイにかざしてもらいます。
Apple Payを利用するには、Touch IDやFace IDによる認証が必要なので、1度カードリーダーから離して認証してもらいます。
認証後、再度カードリーダーにiPhoneを音が鳴るまでかざしてもらえば決済完了です。
UnionPay(銀聯)決済を行う方法

UnionPay(銀聯)決済画面(引用元:エアペイ公式サイト)
決済方法の中から「UnionPay(銀聯)」を選択し、決済金額を入力して「決済へ進む」をタップします。

UnionPay(銀聯)カードを差し込んで決済する状態
UnionPay(銀聯)カードが「ICチップ付き」だった場合、カードリーダーの下からUnionPay(銀聯)カードを差し込みます。

UnionPay(銀聯)カードをスライドさせて決済する状態
UnionPay(銀聯)カードによって「サイン入力画面」もしくは「暗証番号の入力画面」が表示されます。
画面の指示に従って、お客様に暗証番号もしくはサインを記入してもらえば、UnionPay(銀聯)での決済が完了です。
エアペイとエアレジ(Airレジ)と連携して決済する方法
AirレジアプリをiPadまたはiPhoneにダウンロードします。
Airレジアプリをまだダウンロードされていない場合は、上記よりダウンロードできます。

Airレジアプリ起動画面(引用元:エアペイ公式サイト)
Airレジアプリを起動すると、上記のようにログイン画面が表示されます。

Airレジアプリログイン画面(引用元:エアペイ公式サイト)
エアペイと連携するには、AirレジアプリにAirIDでログインします。

Airレジアプリホーム画面(引用元:エアペイ公式サイト)
AirIDでログインすると、Airレジアプリホーム画面が表示されるので「設定」を選択します。
Airレジアプリホーム画面にある設定の中にある「支払い方法」を選択します。

Airレジアプリ支払い方法設定画面(引用元:エアペイ公式サイト)
支払い方法の一覧が表示されるので、エアペイ対応の決済方法が表示されていれば、エアレジとの連携が完了しています。
なので、エアペイの設定ができていれば、AirIDでエアレジにログインするだけで簡単に連携ができるということですね!
まとめ(エアペイ(AirPAY)カードリーダーの使い方)
エアペイ(AirPAY)カードリーダーの使い方について解説してきました。
エアペイは、最初の初期設定さえできてしまえば、使い方は簡単ですぐに慣れることができます。
また、エアペイにはトレーニングモードという機能があり、本番と同様の操作を練習することができます。

どうしてもエアペイの使い方や操作方法などわからない場合、サポートに問い合わせることもできます。
なので、安心してエアペイを導入して、お店の効率化・コスト削減・売上アップを目指しましょう!