お店にキャッシュレス決済を導入するのに、対応している決済の種類が豊富なエアペイを選ばれる方はとても多いです。
そこで、エアペイが気になるけど「導入時の費用はいくらかなのか?」、「決済手数料は高いのか?」、「ランニングコストはどれくらいなのか?」気になるところですよね。
- カードリーダーとiPhone(iPad)だけで導入ができる。
- キャンペーン中はiPadが無料レンタルできるから初期費用無料。
- 月額費用(ランニングコスト)は基本的に決済手数料だけ。

エアペイは、専用カードリーダーを使うためのiPhoneやiPadがあれば、基本的な初期費用はかかりません。
お客様にレシートお渡しする際のプリンターなど、必要であれば別途費用が発生しますが、キャッシュレス決済の導入だけなら費用をかけずに始めることができます。
また、エアペイ導入後のランニングコストは、キャッシュレス決済の利用による決済手数料しかかからないので、お店側の負担は最小限に抑えることができますね。
この機会に、エアペイを導入して、お店の売上アップやコスト削減を目指しましょう!
エアペイ(AirPAY)導入時に必要となる初期費用
エアペイ(AirPAY)を導入することによって、「初期費用がいくらくらいかかるのか?」について解説していきましょう。
エアペイ導入に必要な端末機器
まずは、エアペイを導入するのに、必要となる端末機器について解説していきます。
専用カードリーダー
専用カードリーダーは、エアペイによるクレジットカード決済などに対応するために必要な端末です。





専用カードリーダーは、無料でレンタルできてランニングコストもかかりません。
クレジットカード決済は、タッチ決済対応であればタッチで支払ってもらうことができますし、専用カードリーダーに差し込んで支払うこともできます。
エアペイ専用カードリーダーは、無料でレンタルできますし、レンタルによる月額コストもかからないので、費用を気にする必要はありません。
iPhoneまたはiPad
専用カードリーダーを使うためには、iPhoneまたは、iPadとBluetooth接続しないと使えません。


もし、iPhoneやiPadをお持ちでなければ購入する必要がありますが、キャンペーン期間中であればiPadは無料レンタルできます。
もちろん、iPadをレンタルして利用する際のネット通信料は、お店側の負担となりますが、端末代が無料になるのはかなりかなり助かりますよね。
ご自身で用意するのであれば、最新機種である必要はないですし、新品である必要もないので、エアペイ対応のなるべく安いiPadを購入するのがおすすめですね。
レシートプリンター
レシートプリンターがあると、決済後にご利用控えを印刷してお客様にお渡しすることができます。


プリンターなどの機器は、エアペイの審査が完了した後に、エアペイ管理画面から購入できるようになります。
エアペイを申し込む前に、プリンターを購入してしまうと、万が一審査通過できなかった場合に、利用価値がなくなってしまう可能性もあります。



ほとんどのプリンターがBluetooth接続できるので、他の決済端末でも利用できるでしょう。
なので、まずは、エアペイに申し込んで審査通過してから、必要な機器をそろえていくのがおすすめですね。
エアペイ導入に必要なインターネット環境
エアペイを導入後、キャッシュレス決済を利用するには、インターネットに接続しなければいけません。
お店にインターネット環境があれば問題ないですが、もしなければ、インターネット回線をひいたり、iPhoneやiPadでインターネット(4Gなど)に接続する必要があります。
なので、これからインターネット環境を準備するのであれば、お店として月額料金がどれくらいなら問題ないのか把握しておく必要がありますね。
エアペイ(AirPAY)導入後の手数料やランニングコスト
エアペイ(AirPAY)導入後の手数料やランニングコストについて解説していきましょう。
カードリーダーなど機器による費用
まず、エアペイ利用による各端末機器のランニングコストを解説していきます。
カードリーダーのランニングコスト
エアペイ専用カードリーダーは、無料レンタルですし、月々の費用もかかりません。


最初に導入する時だけでなく、利用している期間でも費用は発生しないので、ランニングコストはかかりません。
iPhone、iPadにランニングコスト
iPhone、iPadを利用する際も、基本的にランニングコストはかかりません。
ただ、お店にインターネット環境がなく、iPhoneやiPadで通信をしている場合は、通信料として月額料金がかかってきます。
エアペイためにインターネット環境をこれから準備するのであれば、お店にインターネット環境を準備してWi-Fiを利用できるようにするのもひとつの方法です。



Wi-Fiが利用できるお店であれば、お客様も多く利用されるでしょうし、新しい集客にもつながります。
契約など多少時間がかかるかもしれませんが、お店にとってより良い環境づくりをしていくのがおすすめですね。
レシートプリンターのランニングコスト
エアペイによるキャッシュレス決済のお客様控えを印刷するプリンターが必要なお店もあるでしょう。
プリンターの初期費用は結構高いかもしれませんが、ランニングコストとしては印刷するための紙だけです。
レシートプリンターは、基本的に感熱式印刷が使われているので、インクの交換などが必要なく費用もかかりません。
感熱式印刷とは、熱によって発色する感熱紙に対し、熱せられた印字ヘッドで印刷することです。
なので、レシートプリンターのランニングコストは、感熱紙だけということですね。
各種支払いによる決済手数料
エアペイの各種決済手数料について解説していきます。
エアペイ(Airペイ)の決済手数料


エアペイ(Airペイ)の決済手数料は、2.95〜3.24%となっています。
交通系電子マネーの決済手数料が2.95%となっていますが、別途消費税がかかるので、実際は3.24%となりますね。
決済方法 (クレジットカード・ 電子マネー) | 手数料 (税込) |
---|---|
Visa / Mastercard®・ American Express・ JCB・Diners Club・ Discover・iD・QUICPay・ UnionPay(銀聯) | 3.24% |



他社の決済サービスと比較しても、エアペイの決済手数料は高くないです。
もちろん、決済方法によってはエアペイの方が手数料が高い場合もありますが、全体的にみるとほとんど変わりません。
決済方法 (交通系電子マネー) | 手数料 (税込) |
---|---|
Kitaca(R北海道)、 Suica(JR東日本)、 PASMO(関東私鉄、バス)、 TOICA(JR東海)、 manaca(名古屋地区私鉄)、 ICOCA(JR西日本)、 SUGOCA(JR九州)、 nimoca(西日本鉄道ほか)、 はやかけん(福岡市交通局) | 2.95% |
エアペイは、利用できる決済方法の種類が豊富なので、お客様のニーズにあった支払い方法を使っていただけるのも、特徴のひとつですね。
エアペイ(Airペイ)QRの決済手数料
エアペイ QR(Airペイ QR)の決済手数料は、0.99〜2.95%となっています。


決済方法 (QR決済) | 手数料 (税込) |
---|---|
COIN+ | 0.99% |
Alipay+、WeChat Pay、UnionPay(銀聯) | 2.95% |
d払い、PayPay、LINE Pay、au PAY、 楽天ペイ、J-Coin Pay、Smart Code | 2.95% |



d払いやPayPay、LINE Payなど、利用の多いQR決済にも対応しているのは嬉しいですよね。
また、これだけ多くのQR決済に対応しているのは、エアペイだけなので、利用されるお客様も選択肢が豊富で嬉しいでしょう。
売上入金による振込手数料
エアペイは、売上による入金に対して、振込手数料は一切かかりません。



どの金融機関を指定しても振込手数料は無料なので、新たに口座を開設する必要はありませんね。
ただ、金融機関によって入金サイクルが異なるので、なるべく早い入金を求めるのであれば「みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行」いずれかの口座を指定するのがおすすめです。
みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行であれば、入金サイクルが月6回あります。
上記以外の金融機関だったとしても、入金サイクルは月3回あるので、問題なく利用することができますね。
エアペイ(AirPAY)導入による決済手数料の計算方法
エアペイ(AirPAY)導入による決済手数料の計算方法について解説していきましょう。



ここでは、VisaとJCBのクレジットカードによる決済手数料を算出して解説していきます。
エアペイ決済方法による手数料(%)
エアペイは、Visa、JCBどちらも「3.24%」の決済手数料がかかります。
決済方法によっては、手数料(%)が異なるので、間違えないように注意しましょう。


エアペイの決済手数料を計算する方法
エアペイの決済手数料を計算する方法を解説していきます。
決済手数料を算出する計算式
エアペイの決済手数料は、
各決済方法の売上金額の合計 × 手数料率
という計算式で算出していきます。
計算式自体はとてもシンプルなので、簡単に算出することができますね。
決済手数料算出による小数点以下の扱い方
決済手数料算出によって小数点以下がでた場合は、数字に関係なく切り捨てとなります。



例えば、決済手数料が「167.35円」だった場合、35の部分は切り捨てられ「167円」ということになります。
小数点以下の数字によって繰り上がることがないので、決済手数料は計算しやすくなっていますね。
エアペイ決済手数料計算のやり方
では、実際にエアペイの決済手数料を計算していきます。
例えば、エアペイによる売り上げが、
- Visa・・・35,400円
- JCB・・・22,300円
といった場合の決済手数料を計算しみます。
Visaクレジットカードの決済手数料算出方法
Visaのクレジットカードによる売上金額は「35,400円」、手数料(%)は「3.24%」です。
1,146.96 = 35,400 × 3.24
という計算式となります。



Visaクレジットカードの売上に対する手数料は、小数点以下切り捨てにより「1,146円」ということになります。
なので、振込入金額としては「34,254円(35,400 – 1,146)」ということですね。
JCBクレジットカードの決済手数料算出方法
JCBのクレジットカードによる売上金額は「22,300円」、手数料(%)は「3.24%」です。
722.52 = 22,300 × 3.24
という計算式となります。



Visaクレジットカードの売上に対する手数料は、小数点以下切り捨てにより「722円」ということになります。
なので、振込入金額としては「21,578円(22,300 – 722)」ということですね。
まとめ(エアペイ導入時の初期費用・手数料・ランニングコスト)
エアペイ(AirPAY)導入による初期費用、手数料、ランニングコストについて解説してきました。
エアペイを導入するには、
- 専用カードリーダー
- iPhoneまたは、iPad
- インターネット環境
といった機器があれば大丈夫です。



必要であれば、エアペイ審査通過後にレシートプリンターなどの機器を準備する必要があります。
また、エアペイ導入によるランニングコストは、基本的に決済手数料しかかかりません。
レシートプリンターを利用する場合は、印刷するための感熱紙がコストとして発生してきますが、それ以外の費用はほとんどかかりません。
逆に、エアペイを導入することで、売上金の処理などが簡単にできるようになるので、コスト削減にもつながるでしょう。
この機会にエアペイを導入して、多くのお客様に利用してもらえるお店づくりを始めてみましょう!