お店にPayPay(ペイペイ)を導入する際、エアペイ(AirPAY)で導入する方法とPayPayと直接契約して導入する方法があります。
そこで、PayPayを導入するのに「エアペイとPayPay直接契約どっちが良いのか?」、「決済手数料はどっちの方が安いのか?」気になるところですよね。
- エアペイは手数料が高いけど、決済方法の種類が豊富。
- PayPay直接契約は手数料が安いが、他の決済は使えない。
- PayPay以外も導入するならエアペイがおすすめ。
- PayPay以外導入しない予定なら直接契約がおすすめ。

エアペイを導入すると、PayPayだけでなく楽天ペイやd払いも使えるので、お店に多くのキャッシュレス決済を導入できます。
PayPayと直接契約の方が決済手数料は安いですが、エアペイを導入すれば楽天ペイやd払いなど直接契約せずに使えるようになります。
お店を訪れるお客様としては、多くの決済方法を利用できる方が嬉しいので、エアペイでPayPayを導入するのがおすすめですね!
エアペイ(AirPAY)とPayPayによる直接契約の違い
エアペイ(AirPAY)とPayPay(ペイペイ)直接契約による違いを解説していきましょう。
エアペイとPayPay直接契約で違いとは
エアペイでPayPayを導入するのと、PayPayと直接契約して導入する場合、以下のような違いがあります。


- PayPayを契約する方法。
- PayPay利用による決済手数料。
- PayPay導入で利用できる決済方法の種類。



PayPayと直接契約の方が決済手数料は安いですが、決済方法の種類が豊富なのはエアペイです。
PayPayを導入するお店としては、決済手数料が安い方が嬉しいでしょう。
ですが、お店を訪問してくれるお客様にとっては、豊富な決済方法から選んで支払える方が嬉しいはずです。
なので、決済手数料だけで判断するのではなく、利用してくれるお客様のことを考えてPayPayを導入すると良いですね!
エアペイとPayPay直接契約で違うポイント
では、エアペイとPayPay直接契約で違うポイントをひとつずつ解説していきましょう。
PayPayを契約する方法の違い
PayPayを導入する際、エアペイに申し込んで契約するか、PayPayに直接申し込んで契約するかの違いです。





エアペイ公式ページ、もしくはPayPay公式ページで申し込みを行います。
それぞれ、申込方法や審査などの違いはありますが、どちらでもPayPayを導入することができます。
PayPay利用による決済手数料の違い
エアペイとPayPay直接契約では、利用時の決済手数料が違います。
エアペイ (AirPAY) | PayPay (ペイペイ) | |
---|---|---|
決済手数料 | 2.95%(税抜) | 1.98%(税抜) |
1.60%(税抜)※1 |
※1 PayPayマイストアライトプラン(月額1,980円)加入時、決済手数料は1.60%になります。
エアペイでPayPayを導入すると、決済手数料は2.95%(税抜)となるので、直接PayPayと契約するよりも高いです。
また、PayPayと直接契約する際、PayPayマイストアライトプランに加入すると、決済手数料が1.60%とさらに安く利用できるようになります。
なので、PayPayの決済手数料を少しでも安くしたい場合、PayPay直接契約で導入するのが良いでしょう。
PayPay導入で利用できる決済方法の種類
PayPayと直接契約して導入する場合、当然ですがPayPay決済しか使えません。
ですが、エアペイでPayPayを導入すると、クレジットカード決済や電子マネー決済、楽天ペイやd払いといったQRコード決済も利用できるようになります。
また、エアペイポイントに申し込むと、Tポイントやdポイント、楽天ポイントといったポイントも使えるようになります。





いろんな決済方法から選べて、ポイントも貯められる方が、お客様にとってとても嬉しいことです。
エアペイでPayPayを導入すると、決済手数料は多少高くなってしまいます。
ですが、エアペイを利用することで、いろんな決済方法に対して個別に申し込む必要がないので、決済手数料以上に価値があると言えますね!
エアペイ(AirPAY)とPayPay直接契約のメリット・デメリット
エアペイ(AirPAY)とPayPay直接契約、それぞれのメリット・デメリットを解説していきましょう。
エアペイでPayPayを導入するメリット・デメリット
エアペイでPayPayを導入するメリット・デメリットを解説していきます。
エアペイでPayPay導入するメリット
エアペイでPayPayを導入すると、
メリット |
---|
PayPay以外の決済方法の種類が豊富。 個別に決済方法を申し込まなくていい。 決済方法に関係なく簡単に操作できる。 エアレジなど利用できるサービスが豊富。 iPadやカードリーダーが無料(キャンペーン期間中)。 |
というように数多くのメリットがあります。



キャッシュレス決済は、PayPay以外にもたくさんあるので、いろんな種類の決済方法を導入するのがおすすめです。
クレジットカードやデビットカード、楽天ペイ・d払い・au PAYといったQRコード決済など、お客様によって利用される決済方法が違います。
個別に決済方法を導入すると、それぞれ申し込みや審査が必要になるので、エアペイでまとめて導入した方が効率的ですね!
エアペイでPayPay導入するデメリット
エアペイでPayPayを導入する場合、
デメリット |
---|
決済手数料が多少高め。 PayPay導入まで1ヶ月くらいかかる。 |
といったデメリットもあります。



PayPayと直接契約するよりも、決済手数料が約1%くらい高いんです。
決済手数料が安い方がいいですが、いろんな決済方法を導入するなら、店舗として手続きや管理が簡単エアペイで導入する方がいいでしょう。
PayPayと直接契約して導入するメリット・デメリット
PayPayと直接契約して導入する際のメリット・デメリットを解説していきます。
PayPayと直接契約して導入するメリット
PayPayと直接契約して導入すると、
メリット |
---|
決済手数料が安い。 PayPay導入までの期間が短い。 決済端末がなくても導入できる。 |
といったメリットがあります。
ただ、エアペイでの決済手数料は「2.95%(税別)」、PayPay直接契約での決済手数料は「1.98%(税別)」なので、それほど大きな差はありません。
PayPayで決済された場合、エアペイだと32.45円に対し、PayPay直接契約だと21.78円の決済手数料がかかります。



1,000円での差額は10.67円なので、1万円だとしても約100円しか違いません。
なので、決済手数料だけで判断するのではなく「お客様にとってどうすればいいのか?」を前提として導入するのがいいですね。
PayPayと直接契約して導入するデメリット
PayPayと直接契約して導入すると、
デメリット |
---|
PayPay以外は個別に契約が必要になる。 ストアスキャン方式には決済端末が必要になる。 |
といったデメリットがあります。
PayPay以外の決済を導入する場合、個別に申し込みをしなければいけません。
また、PayPayを導入したら、お店用のPayPayQRコードを提示しておき、お客様のスマホでスキャンしてもらって決済しなければいけません。



お客様がPayPayのQRコードを表示しても、お店としては決済に対応できないんです。
もし、お店がPayPayのQRコードをスキャンして決済できるようにするには、別途決済端末を用意しなければいけません。
エアペイであれば、こういったデメリットはないので、安心してキャッシュレス決済を導入できますね。
エアペイ(AirPAY)と契約してPayPayを導入する方法
エアペイ(AirPAY)でPayPay(ペイペイ)を導入する方法を解説していきましょう。
エアペイでPayPayを導入する流れ
エアペイでPayPayを導入するには、
- エアペイ公式ページから申し込む。
- エアペイ QR同時申し込みにチェックする。
- 必要事項の入力や審査書類のアップロード。
- エアペイとエアペイ QRの審査。
- エアペイカードリーダーの発送・到着。
- 初期設定とトレーニングモードの体験。
- エアペイによるPayPayの利用開始。
という流れになっています。
エアペイでPayPayを導入するやり方
エアペイの申し込みでエアペイ QRを同時に申し込んで、PayPayを導入する方法を解説していきます。
AirIDを作成する
エアペイ(エアペイ QR)を導入するのが「個人」か「法人」のどちらか選択します。


次に、エアペイ(エアペイ QR)を導入するお店が「開店済」か「未開店」どちらか選択します。


「申込みをはじめる」ボタンをタップして、エアペイの申込みをはじめましょう。





エアペイに申込むには、エアペイの利用時に必要なAirIDが必要です。
AirIDをお持ちでない方は、メールアドレスを入力して「上記に同意して次へ」ボタンをタップします。


入力したメールアドレス宛に、AirID作成の認証キーが記載されたメールが届きます。
認証キー(6桁の数字)を入力して「アカウント情報の入力に進む」をタップします。


AirIDの作成に必要な情報(氏名や店舗情報など)を入力すれば、エアペイのアカウントを作成できます。
申し込みによる必要事項の入力
AirIDにログインできたら、エアペイの申し込みをしていきます。
お申し込み内容の確認


エアペイを申し込む際、AirPAY QRも同時に申し込む場合、チェックボックスにチェックを入れます。



「Airペイ QRも同時に申し込む」にチェックすれば、エアペイに申込だけでPayPayを導入できます。
最初、Airペイ QRも同時に申し込む」にチェックが入っている状態ですが、必要事項を入力する前に確認しておきましょう。
契約者情報の入力
個人でエアペイを申し込む場合は、契約者情報を入力します。


- 氏名
- 氏名(カナ)
- 性別
- 生年月日
- 郵便番号
- 自宅住所
- 番地以降
- 自宅住所(カナ)
- 自宅電話番号
- 日中の連絡先
法人でエアペイを申し込む場合は、契約者情報ではなく「法人代表者情報」や「法人情報」入力画面が表示されます。
法人代表者情報の入力
法人でエアペイに申込む場合、法人代表者情報を入力します。


- 氏名
- 氏名(カナ)
- 性別
- 生年月日
- 郵便番号
- 自宅住所
- 番地以降
- 自宅住所(カナ)
- 自宅電話番号
「法人代表者情報」は、法人代表者となる方の上記内容を入力していきます。
法人情報の入力


- 法人格
- 法人名
- 法人名(カナ)
- 郵便番号
- 法人住所
- 番地以降
- 法人住所(カナ)
- 法人電話番号
- 担当者氏名
- 担当者氏名(カナ)
- 日中連絡先
法人代表者情報の入力が終わると、次は「法人情報」の入力を行います。
店舗情報の入力






- 店舗名
- 店舗名(カナ)
- 店舗名(英語)
- 店舗郵便番号
- 店舗住所
- 番地以降
- 店舗住所(カナ)
- 店舗電話番号
- 店舗URL(ホームページ)
- 業種
- 営業開始年月(任意)
- 営業時間(任意)
- 取引・販売方法
- 利用形態
- 店舗形態
- 招待コード
法人情報の入力が終わったら、店舗情報を入力していきます。
お振り込み口座情報の入力


- 金融機関
- 支店
- 口座種別
- 口座番号
- 口座名義
店舗情報の入力が終わると、お振り込み口座情報の入力をしていきます。
口座情報まで入力できたら、必要事項の入力が完了します。
必要書類のアップロード


必要事項の入力が終わったら「本人/法人確認書類」やお店に関係する「営業許可証」など、必要書類をアップロードしていきます。
エアペイ・エアペイ QRの審査
エアペイに申し込んだ内容の審査が行われます。
最初に、クレジットカード決済(Visa / Mastercard® / UnionPay(銀聯))の審査が行われます。
Visa / Mastercard® / UnionPay(銀聯)の審査に通過すると、エアペイ専用カードリーダーが手元に届くので、初期設定や使い方をマスターしましょう。
電子マネー(交通系電子マネー、ID、QUICPay)の審査は、VisaやMasterCard、JCBなどクレジットカードが終わってからになります。


エアペイで利用できる決済方法の審査は、画像のように上から順番に行われるようになっています。



PayPayはエアペイ QRなので、審査は1番最後ということですね。
なので、エアペイのカードリーダーが届いたとしても、エアペイ QRの審査が終わっていない可能性があるので注意しましょう。
カードリーダーの到着
クレジットカード決済(Visa / Mastercard® / UnionPay(銀聯))の審査が完了すると、他の決済方法やエアペイ QRの審査が開始されます。
同時に、エアペイから「【Airペイ】Visa / Mastercard(R) / UnionPay(銀聯)ご利用審査完了のお知らせ」という内容のメールが届きます。


メールを受信してから約2〜4日くらいで、エアペイ専用カードリーダーがお手元に届くようになっています。
初期設定とトレーニングモードによる体験
エアペイ専用カードリーダーが届いたら、初期設定を行なってトレーニングモードで実際の操作を体験できます。
実際にエアペイの利用開始
カードリーダーの初期設定やトレーニングモードによる体験ができたら、実際にエアペイの利用を開始できます。
ただ、PayPayは、エアペイ QRのご利用審査完了のお知らせが届いてから利用開始なので、メールが届くまで待ちましょう。
PayPay(ペイペイ)と直接契約してお店に導入する方法
PayPay(ペイペイ)と直接契約して導入する方法を解説していきましょう。
PayPayと直接契約で導入する流れ
PayPayと直接契約するには、
- PayPay公式ページから仮登録する。
- PayPay申し込みフォームから手続きする。
- PayPayによる申し込み内容に関する審査。
- 審査後PayPayスタートガイドが到着。
というような流れになっています。
PayPayと直接契約して導入するやり方
では、実際にPayPayと直接契約するための申し込み方を解説していきます。
PayPay公式ページから仮登録
まず、PayPay公式ページから仮登録を行います。


PayPayを導入する店舗に関する以下の情報を入力していきます。
- 事業形態
- 業種
- 申し込み担当者氏名
- メールアドレス
- 連絡先電話番号
- 個人事業主住所郵便番号
- キャンペーンコード(紹介コード)
- PayPayに関するメール受信有無



必要事項の入力ができたら「申込む」ボタンをクリックして送信しましょう。
PayPay申し込みフォームから手続き
PayPayへの仮登録が済むと、入力したメールアドレス宛にメールが届きます。
<個人事業主>
- 運転免許証
- 在留カードおよび特別永住者証明書
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 日本国パスポート(+住所確認書類)
- 各種健康保険証(+住所確認書類)
<法人>
- 運転免許証
- 在留カードおよび特別永住者証明書
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 日本国パスポート
- 各種健康保険証
住所確認書類は、公共料金領収書(電気・ガス・水道など)、住民票記載事項証明書、住民票写しのいずれかを提出しましょう。
申込みフォームに審査情報を入力し、必要書類をアップロードすれば申し込み完了です。
PayPayによる申し込み内容の審査
PayPayにより、店舗からの申し込み内容や書類の審査が行われます。
審査は、最短でも1週間くらいかかるので、申し込みができたらしばらく待ちましょう。
審査完了後PayPayスタートガイドが到着
審査完了後、PayPayからスタートガイドが到着します。
スタートガイドに従って作業すれば、PayPay決済がスタートできます!
まとめ(PayPay導入するならエアペイ(AirPAY)がおすすめ)
エアペイ(AirPAY)でPayPayを導入するのと、PayPayと直接契約して導入するのはどちらが良いのか?という内容について解説してきました。



PayPayならエアペイと契約して導入するのがおすすめです。
PayPayと直接契約して導入する方が、エアペイよりも決済手数料が多少安いですが、他の決済方法を導入する場合、同じ手続きを繰り返さなければいけません。
例えば、楽天ペイやd払い、au PAYを導入する場合、それぞれと契約して申込むことになります。
エアペイでPayPayを導入すれば、その他の決済方法も同時に導入できるので、手続きの手間がかかりません。
もちろん、PayPayしか導入しないのであれば、直接PayPayと契約する方がいいですが、その他の決済も導入する予定があればエアペイがおすすめです。
お客様はそれぞれ異なる決済方法を利用されているので、エアペイで色々な決済方法に対応する方が売り上げアップを期待できるでしょう。